年金制度改革の報告書案取りまとめ

厚生労働省の社会保障審議会年金部会は、24日に年金制度改革の報告書案を取りまとめた。パート労働者の厚生年金の加入拡大(「106万円の壁」撤廃)、在職老齢年金制度の見直し、標準報酬月額の上限引上げ、遺族厚生年金の男女差解消 […]

東京都 カスハラ条例の指針を公表

東京都は25日、カスタマーハラスメント(カスハラ)防止条例に基づく新たな指針を公表した。カスハラ行為の具体例や企業側対応のポイント等を示し、2025年4月から施行される条例の実効性を高めるねらい。

大卒就職率76.5% 3年連続上昇

文部科学省による2024年度学校基本調査(確定値)の結果が18日に公表され、2024年3月に大学を卒業した学生の就職率は76.5%(45万1,794人)だった。昨年度より0.6ポイント増加となり、3年連続で上昇した。

基本給 1992年以来の高い伸び率

厚生労働省が6日に発表した10月の毎月勤労統計(速報値)によると、基本給などの所定内給与が26万5,537円(前年同月比2.7%増)で、1992年11月以来32年ぶりの高い伸びとなった。10月からの最低賃金引上げの効果が […]

働く高齢者の控除に280万円の上限設定へ

政府・与党は、働く高齢者が給与所得控除と公的年金等控除の2つが収入から差し引かれ現役世代に比べ税負担が軽くなっていることから、控除額に280万円の上限を設ける調整に入った。在職老齢年金の収入基準引上げとのバランスをみなが […]

学生アルバイト「103万円の壁」引上げへ

政府・与党は、19歳から22歳の子を扶養する親の税負担が軽くなる「特定扶養控除」について、子の年収を103万円までとする条件を緩和する方針。「配偶者特別控除」が満額適用される年収150万円を念頭に検討する見通し。

8年ぶりに雇用保険料率が引下げへ

厚生労働省は、2025年度の雇用保険料率を、8年ぶりに引き下げる方針。失業等給付の料率を下げる。近く労働政策審議会雇用保険部会に具体的な下げ幅を示す。既に試算結果は示されており、反対意見は出ていない。